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≪参加者≫8名
①阿部哲也③小池 豊⑦田窪誠郎⑨林直子⑩原澤毅一⑪増田英樹⑬山本弘記⑭吉原功 ≪欠席者≫②磯崎範子④小宮正三⑤佐竹純一⑥竹内義晴⑧萩原康節⑫松沼敦子 ■活動記録/上尾南高校演劇部顧問 阿部哲也 ▼まずは前半の部で前回のおさらい。高低の練習。 台詞が放物線を描いて落ちると、相手にその台詞が入る。シャクレていると入らない。 実はここのところがまだよく分かりません。「『わかりません』って、オイそりゃ一番肝心な部分だろ」と心の声が自分自身にツッコミを入れてくるんですが、分からないものは分からないのです。 若林先生曰く「五線譜に書くつもりで聴くことで耳を鍛えるのだ」 なるほど。 「これが出来ると台詞が相手に入るようになる」 よし。 若林先生が様々なバリエーションで実演をしてくれます。 「こう上から、南の風(↓)だよ(↓↓)」 フムフム。確かにカーブを(放物線を)描くように下がっています。 「下からいってみましょうか。南の風(↑)だよ(↑↑)」 フムフム。確かに。紙飛行機が空にツーッと舞い上がっていくようなカーブを感じます。 さらに続き。 「それから晴れ(↓)で(↓↓)、時々曇り(↓)で(↓↓)、処により(↓)一時 (↓↓)、(とても高いところから)雨さ(↓↓↓)」 なるほどOK。大丈夫。基本的な理屈は理解したぞ。 「それじゃあ順番に。まずは阿部さんから」 「南の風だよ」 「あ、それ違う」 「?」 『(下から)み(ポンと上がって)なみの』、ね。シャクレてますね」 「(アレ、シャクレてたかな今。じゃあ)。南の風だよ」 「下がってない。ここに(と鳩尾を指さして)入って来ないです」 おかしいな。やってるつもりなんだけどな。 「アレッて、とぼけてみましょうか」 「(とぼける? どういうことだ?)」 「眉を上げて言ってみて」 「(こうかな?)南の風だよ」 「あ、今のいいですね。気持ちよく入った」 「そうですか?」…(何処が違うんだ?) 他の先生方のも聴いてみて、明らかに違う場合は分かるのですが、良い時が分からない。耳が悪いんでしょうか。目下の自分の課題です。ドラマやCMの台詞を、五線譜に書くつもりで聴きまくっている処です。 ^^^^^^^ ▼後半は「親不孝」の抜き稽古でした。 若林先生の駄目出しの素早いこと。ほとんど脊髄反射レベルで止めが入って、直されてゆきます。 場の中心を意識した立ち位置。 「『俺』にとっての中心はこのちゃぶ台だから、登場した処とその中心の間まで出て」 「アレッ?」の連続でシーンを作っていくこと。「アレッ?」が連続すると、途端にシーンが面白くなる。 「まず、『息子がいない』ことに『アレッ?』と感じて」 「そのまま通り過ぎる息子に『アレッ?』と感じて」 「『5時』という時刻の早すぎることに『アレッ?』と感じて」 ▼観客を前にするだけで、覚えた台詞を喋るだけで精一杯になってしまって、立ち位置だとかリアクションだとかに気を回すゆとりが殆ど残りません。生徒達は、よくこんな難しいことをやってるものです。ていうか、自分は彼らにこんな難しいことを要求してたのか。 僅か2~3分のシーンに30分もかけて直して頂いて、情けないことに汗だくになって息を切らせました。 小池先生が「阿部さんがドンドン変わるのが面白かった」と仰ってくれましたが、他ならぬ自分には分かります。あれはお世辞9割。 ▼てんてこ舞いの私の後は、原澤先生が同じ役で小返し。 「何でも言って下さい。 マ ゾ ですから」 これには一同大受けでした。 「普通自分では言わないよね(若林先生)」 ですが、演じる人間が変わるだけで、同じ役でも全然テイストが違うのが面白うございました。
by tetsubin3
| 2009-09-25 14:20
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